ナガイモ・自然薯の食べ方
自然薯の健康効果
自然薯は、古くから漢方薬として用いられ、漢方では「山薬」と呼び、滋養強壮をはじめ、疲労回復・スタミナ増強、虚弱体質の改善、胃もたれを防いで食欲増進、糖尿病や動脈硬化の予防、生活習慣病の予防、免疫力を高めかぜ予防などに、優れた効果があるとされています。
また、便秘解消や、むくみ解消などの効果もあるとされています。
長いもレシピ
ナガイモの料理というと、すりおろして、トロロという人が多いのかもしれません。あとは「山かけ」。マグロやイカなどの刺身の上に、すりおろした「とろろ」をかける。あるいは、長芋ステーキなどですかね。
それ以外に「千切りにしたもの」が好き、というナガイモ愛好家は多いのです。シャキシャキの歯ごたえと、粘りが同時に楽しめるのが要因のようです。お好みで揉み海苔やワサビなどを入れると、より美味しく召し上がれます。
ナガイモをスイーツにするというレシピを、農林水産省のページで見つけました。
CM 台湾で人気の長いもジュース ●材料(4 人分) 長いも 300g、牛乳 2 カップ、砂糖大さじ 4、氷適宜 ●作り方 長いもは皮をむき、適当な大きさに切る。材料を入れて、ミキサーにかけたら出来上がり。 お好みで砂糖の増減、ジャムやレモン汁を加えても Good!! 消化酵素が豊富な長いもは、滋養強壮や夏バテ回復によいと言われています。バナナジュースのような味わいを是非お試し下さい。 農林水産省 事例報告(有塚氏)
自然薯レシピ
粘りの強さが特徴である自然薯の食べ方として、なんといっても「とろろ汁」が挙げられます。ひげ根を焼いて、皮ごとおろすのが定番となっていますが、それって、必要?
と思っています。
皮が薄いということもあるのでしょう。栄養価がどうのこうの、なんて話も聞きます。確かに、トロロを食いすぎると太るなんても言われてもいます。
でも、ダイエット、気にしている人も多いですよね。栄養価を気にするより、栄養の取り過ぎで、悩んでる人が多いんじゃないの?…なんてね。
栄養価以上に、ナガイモ、自然薯をすり下ろすと綺麗な真白い、トロロが出来上がります。皮ごと摩り下ろすと、皮のツブツブが気になり、美味しそうにも見えなくなるんです。
出汁を入れて「とろろ汁」になると、真っ白のままじゃないのは分かってはいるんですが、妙なところに、こだわる悪い癖を持っている自分がいたりもします。
だからといって、先人たちの知恵である、ひげ根を焼き、皮を剥かないでトロロにすることを否定しているわけではありません。
山で収穫する天然物は、あっちに曲がり、こっちに曲がりと形が悪いうえに、太さもバラバラ。皮をを剥いてしまったら、食べるところがなくなってしまいます。
とろろ汁は、先に述べたように御馳走なんです。無駄になど出来ません。それは分かってます。
ましてや「食品ロス」が叫ばれるご時世です。でも、無理してまで皮ごと食べることは、無いだろうとは思ってます。
すり鉢で作るふわふわ、とろろ汁
ふわふわ、とろろ汁
材料(2人分)自然薯 120g~150g 出汁 75ml~100ml
自然薯をすり鉢で円を描くようにすりおろします。
手で持つ部分の皮を残し、使う分だけピーラーで
皮を剥くと滑らずにうまくおろせます。
すりおろした「とろろ」に、だし汁を数回に分けて加えながら
スリコギですり伸ばし、きめが細かくなりフワフワッとなれば完成です。
味付けは、味噌、醤油、めんつゆ、白醤油など、お好みでどうぞ。
自然薯団子汁(じねんじょだんごじる)
●自然薯はピーラーで皮を、剥き摩り下ろします。
●鍋にお湯を沸かし鶏肉を入れ、醤油、みりんで出汁を取ります。
●沸騰してきたら、こんにゃくを入れ、自然薯をスプーンですくって、団子にして落とし入れ、浮き上がってきたら、弱火にしてネギを入れます。
フワフワの、また別の一面を持つ自然薯の鍋を楽しめます。
山芋アレルギー 手や口が痒い…! これってどうして?
すりおろしたり食べるときに、手や口元に触れると痒くなることがあります。アセチルコリンと呼ばれる仮性アレルゲンにより起こる場合と、食物アレルギーの原因となる、アレルゲンであるシュウ酸カルシウムによる食物アレルギーによるもの、といわれています。
仮性アレルゲンは、アレルギー反応に似た症状を引き起こし、人体に直接作用してアレルギーのような症状をもたらします。
シュウ酸カルシウムは、長芋や自然薯の皮の近くに含まれ、針状の尖った結晶が皮膚に刺さる事により、痒くなったりイガイガしたりします。
仮性アレルゲンによるものか、食物アレルギーの違いを見極めるのは難しいといわれますが、仮性アレルゲンによる症状のほうが、比較的軽い場合が多いといわれています。
ただし、時に、じんま疹、吐き気や腹痛、息苦しさや呼吸困難などの症状を引き起こすこともあるそうです。山芋を食べてこれらの症状があらわれたときは、山芋アレルギーを発症している、可能性も否定できません。
食物アレルギーを軽く見ては、時として大変なことも起こり得ることも、考えておくべきでしょう。
コメント
「ムチン」と呼ぶのは誤用です!!
是正のためこのような活動をしています。よろしければご協力ください。
https://mobile.twitter.com/acsec_inc
#公共メディアじゃんぬ
#訂正報道の専門メディア
ご参考になれば幸いです。
(速報)JAグループ[一般社団法人家の光協会] より お詫びと訂正(2023/03/27) – 公共メディアじゃんぬ –
ムチンは動物から分泌される粘性物質である…
http://ienohikari.net/news/2023/002742.html
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一般社団法人農山漁村文化協会 よりお詫びと訂正(2023/2/6):
ムチンは胃液のような動物粘液に含まれ、動物界だけに存在するものであり、植物やキノコ類には見出されていないことが確認されています。
https://ruralnet.or.jp/oshirase/toshokoushin.html
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茨城県庁 よりお詫びと訂正(2023/05/22):
以下のとおり訂正してお詫びいたします。
(誤)レンコンに含まれるポリフェノール、ムチン、タンニンは、
(正)レンコンに含まれるポリフェノール、タンニンは、
https://pref.ibaraki.jp/bugai/koho/kenmin/hibari/backnumber/2014-02.html
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徳島県庁よりお詫びと訂正:
※ レンコンに含まれる成分を「ムチン」と述べましたが、令和2年7月30日の食品工業辞典の用語解説の訂正において、「ムチン」は「動物より分泌される粘質物一般をいう」と整理されました。
https://pref.tokushima.lg.jp/governor/press-record/5004611/
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福島県広報課 よりお詫びと訂正(2023年4月1日):
なめこにはムチンが含まれておりませんでした。お詫びして訂正させていただきます。
https://pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/560689.pdf
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本文修正いたしました。ご指摘ありがとうございました。
ご協力ありがとうございました。
(訂正報道)日本放送協会 よりお詫びと訂正(2024/02/16):
2023年7月28日および今年1月12日に放送した「なんでウナギはヌルヌルしている?」の内容に一部誤りがありました。
なめこ、オクラ、山芋などのヌルヌルした成分は、ムチンと呼ばれるたんぱく質だとお伝えしましたが、ムチンとは異なる成分でした。
かつては、植物性のヌルヌルした成分もムチンと呼んでいたこともありましたが、現在では、ムチンとは、動物性のヌルヌルした成分だけを指す、ということです。
チコちゃんに叱られる!
▽紙テープの謎▽冷やかしとは▽なぜ指揮棒を振る
初回放送日: 2024年2月16日
https://www.nhk.jp/p/chicochan/ts/R12Z9955V3/
https://www.nhk.jp/p/chicochan/ts/R12Z9955V3/episode/te/K8KJ6NVJ6W/
[画像] https://jeanne.jp/nhk_2024.2.18.png
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